中古住宅購入&住んで建て替えはメリット多し。住宅ローン控除を2回使えて補助金も
建て替え時は仮住まいの家賃などで手持ちのお金が必要
写真は建て替え中、仮住まいしていた家です。家の建て替えを行う場合、2回分の引っ越し費用と、この仮住まいの家賃が必要になります。 建築費の大半をローンで組むにしても、手付金や中間金など現金も事前に用意しておく必要があります。とくに、建て替えの場合は、仮住まいの費用が発生しますから、通常の新築以上に手持ちの現金が必要になってきます。 筆者の家ではタイミング悪く、この現金が必要なタイミングで出費が重なってしまい、住宅ローンでお金が入ってくるまでの間の、やりくりが一時的に大変な時期がありました。
「頭金をためて新築」以外に「まず中古住宅を買う」の選択も
物価が高騰し建築費用が上がっていくなかで、まだ若く収入が低い時期にローンを組んで、住宅を購入することが難しくなってきました。借りられるお金が少ないと、家づくりで妥協せざるを得ないことも多くなります。 筆者の場合は、中古の物件に住んでいた5年間の間に転職し、収入が増えました。それに加え、妻がパートに出て世帯収入が約200万円アップしました。 このおかげで、借りられるローンの額が増え、家づくりの際に希望や要望を妥協せず、かなえられました。 物価が高騰していくなかでの家づくりでは、「中古物件を購入して、預貯金や給与が増えたところで、家を建て替える」という選択肢もあると思います。
玉城夏海