更年期世代が梅雨に気になるむくみ 食事は何に気をつければ良い? 栄養士が解説
その2 温かいものを食べる
蒸し暑さを感じると、つい冷たい食べ物や飲み物を好んで摂取しやすくなります。しかし、冷たいものは胃腸にとって大きな負担になり、不調を起こすことがあります。また、体の冷えは血行不良につながるので、むくみの原因になることも。 できるだけ、体を温めるような食べ物を意識しましょう。たとえばショウガ、ニンニク、ネギなどの薬味や香辛料と呼ばれる食材を使った、スープなどの料理がおすすめです。汗が出るほど辛い唐辛子は、体温を下げてしまい逆効果なのでほどほどに。飲み物は紅茶が体を温めてくれます。アイスよりもホットを選びましょう。
その3 カリウムを含む食品を意識して摂取する
だるさやむくみは、体に溜まった余分な水分や老廃物が原因で起こります。これらを排出するためにも、利尿作用がある、むくみ解消の効果が期待できるカリウムを多く含む食品を摂りましょう。アボカドやバナナ、キウイフルーツ、ブロッコリー、ホウレン草、レンコンなどです。洗って生のまま食べられるキュウリやトマトなら、手軽なので食卓に取り入れやすいですね。 食からできることを工夫して、じめじめとした時期をできるだけ快適に過ごしましょう。
Hint-Pot編集部