【紫苑S/トレセン情報】2連勝中のエラトーが重賞に再挑戦 上村調教師が明かした勝負のポイント
[GⅡ紫苑ステークス=2024年9月7日(土曜)3歳牝、中山競馬場・芝内2000メートル、秋華賞トライアル] エラトー(上村)は重賞初挑戦だったGⅢチューリップ賞こそ9着に敗れるも、その後は休養を挟み函館で2連勝。余勢を駆って自身2度目の重賞にチャレンジする。 4日の最終追い切りは栗東坂路で4ハロン55・1―12・8秒(馬なり)と余力を残した内容に終始した。上村調教師は「時計は先週Cコース(栗東ウッド=6ハロン80・9―11・8秒)で出しているので、今週は坂路で調整程度」と意図を説明する。 今回は前走から1ハロン延長となるが、「ハナも切れるけど馬の後ろで競馬させたい馬ではあるから、今回の2000メートルは馬を我慢させて競馬ができるのではないか」と意欲を見せた。 チューリップ賞を除けば直近で3戦3勝。もともと能力がある馬で、イレ込む心配もない。指揮官は「輸送もあるし、暑い中での調教だから、それがどう出るかな」と勝負のポイントを挙げた。
東スポ競馬編集部