岐阜県内全域に「インフルエンザ注意報」発表 定点医療機関当たり10例を超える
県内ではインフルエンザの患者数が増加していて、県は12日、県内全域にインフルエンザ注意報を発表しました。 県によりますと、12月2日から8日までの1週間に県内87の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が、複数の保健所管内で定点医療機関当たり10例を超え、注意報を発表する基準を超えたということです。 患者の報告数が多いのは、西濃保健所(15.33)、飛騨保健所(14.4)、岐阜保健所(13.06)、可茂保健所(10.38)の管内で、いずれも注意報の基準である10例を超えました。 県は急速に流行が拡大しているとして、県内全域にインフルエンザ注意報を発表しました。 注意報の発表は昨シーズンより8週間遅いということです。 県では感染予防の対策として、外出後の手洗いの徹底、栄養と睡眠を十分にとること、なるべく人ごみを避けて外出する場合にはマスクを着用するよう呼びかけています。