CLベンフィカ戦先発のバイエルンDFキム・ミンジェを現地紙称賛 「守備に落ち着きと安定をもたらした」
完封勝利に貢献
6日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でベンフィカ・リスボンと対戦し、1-0で勝利した。 均衡を破るムシアラ弾! バイエルンが粘るベンフィカに完封勝利 序盤からボール支配率で相手を圧倒し、優位に試合を進めていたバイエルンだったが、5バックシステムを採用して引いて守るベンフィカからゴールをあげることができず、前半は0-0のスコアレスで折り返す。 後半に入っても膠着した試合展開が続いていたが、67分にレロイ・サネの右サイドからのクロスボールをファーサイドにいたハリー・ケインがゴール前にヘディングで折り返し、これをジャマル・ムシアラが頭で押し込んでバイエルンがようやく先制する。その後ベンフィカはシステムを変更し、攻勢に転じたが同点ゴールを決めることはできず、1-0でバイエルンが勝利を収めてリーグフェーズでの連敗を止めた。 試合後、ドイツの新聞各紙はバイエルンの選手達のパフォーマンスについて6段階評価(1が最高、6が最低)での採点と寸評を発表。ゴールを決めたムシアラだけでなく、引いて守ってからカウンターを仕掛けてくるベンフィカの攻撃にしっかりと対応してピンチの芽を未然に摘んでいたセンターバックのキム・ミンジェに対しても高評価が相次いでいる。 「ビルドアップ時には配球役を担い、前線の選手への良いパスが目立った。守備でもミスがなく、バイエルンの守備に落ち着きと安定をもたらしていた」(評価点2、ドイツ紙『tz』) 「決定的な場面で非常に良いパフォーマンスを披露し、安定感があった」(評価点1、ドイツ紙『Bild』) 前節バルセロナ戦では背後のスペースを再三狙われて4失点したため、キムをはじめバイエルン守備陣は現地メディアから厳しく批判されたが、今回のベンフィカ戦では一転して勝利の立役者として称賛されているようだ。
構成/ザ・ワールド編集部