NTTの電報サービス終了後に代替手段となりえる電報サービス3選
2024年8月、NTT東日本と西日本が手がけている電報サービスが廃止される方向で議論が始まることが明らかになりました。電話やメール、チャットなどが発達したいま、メッセージを配達する「電報」は確かに用途が限られるもの。しかし、行けなかった結婚式や弔事などに便利に利用していた人もいるでしょう。 【画像でわかる】過去に購入したNTTの「電話加入権」はいまどれくらいの価値があるのか? そこで、NTTの電報サービス終了後に代わりとなりえる電報サービスをご紹介します。
電報の主な用途は?
総務省の資料によると、電報の利用通数は令和4年時点で380万通。ピークは昭和38年の9500万通だったため、4%にまで落ち込んだことになります。 かつては緊急の要件を伝えるため「手紙よりも早い手段」として使われていた電報ですが、現在は結婚式や葬儀、入学式、卒業式の際にメッセージを伝える方法として使われています。 またビジネスシーンでも重要な通知や感謝の意を示す手段として利用される場合も、時折あります。その形式や伝統的な価値から、メールや電話では伝えきれない特別な思いを届けることができるのが「電報」だと言えるでしょう。
【KDDI】でんぽっぽ
ではここからは、NTTの電報サービス終了後に代替となりえるサービスの例をいくつか見ていきましょう。まずはKDDIグループが手がける「でんぽっぽ」です。 依頼した電報をさまざまなシーンに合わせ、台紙とともに届けてくれるサービスです。低価格の電報台紙から人気キャラクターの台紙まで、豊富なバリエーションの中から選ぶことができます。特に人気なのは「ブリザードフラワー電報」。祝電や弔電など重要なタイミングで、美しいブリザードフラワーとともに電報で大切なメッセージを届けることができます。 キャリア決済に対応していることも特徴で、支払いが簡単な点も嬉しいサービスの1つです。 ■料金および利用方法 でんぽっぽは、台紙(商品)料金がそのまま利用料金となるため、別途文字代や送料は発生しません。有料オプションとして、申込みから対象地域へ最短3時間以内に配送を希望する場合 770円(税込)の追加料金がかかります。