【動画で見る】「もう絶対に繰り返さない」県民大会 怒りを持って抗議 米兵少女誘拐暴行事件 沖縄
「米兵による少女暴行事件に対する抗議と再発防止を求める県民大会」(同大会実行委員会主催)が22日午後2時、沖縄市民会館大ホールで行われた。午後1時の開場前から多くの県民が詰めかけ、米兵事件に抗議の声を上げ、被害者への謝罪や補償などを訴えた。 【動画で見る】「もう絶対に繰り返さない」県民大会 怒りを持って抗議 米兵少女誘拐暴行事件 沖縄
会場内や立ち見、ロビー合わせて主催者発表で2500人超が参加し、米兵事件に満身の怒りを示し、被害にあった少女に寄り添い続けることを誓った。 若者代表として大学生の中塚静樹さんは「安全保障が優先で、県民の声に向き合ってこなかった政府にも責任がある。沖縄の人権と平和を守るため、平和の扉が開けるまで声を上げ、行動し続ける。もう二度と繰り返してはならない」と強く訴えた。 同じく若者代表の大学生・崎浜空音さんは「2016年(県民大会で) たくさんの大人たちが『子や孫のために』と言っていたのを聞いた13歳の私も大人になり、ここに立つ側になってしまった。あの時、あの言葉を聞いて希望を持った沖縄は、こんな沖縄ではない。また数年後事件が起きて、私たちは、今中高生の子たちをここに立たせてしまうのでしょうか。決して立たせてはいけない。もう絶対に繰り返さない」と呼びかけた。 玉城デニー知事は「私たちは人が人として尊敬されること、人権が尊重されるようこれからも声を出していかないといけない。二度と被害者を出さないよう軍に対して規律も厳しく求め、そしてそれを一個人の責任にせず、軍そのものの構造的な責任として求めていきたい」とあいさつした。
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