FIBA選出“パリ五輪の注目20選手”に日本代表の八村塁「得点ランクトップに立っても驚かないで」
7月18日、国際バスケットボール連盟(FIBA)が公式サイトにて「パリ2024オリンピックで絶対に見るべき選手トップ20」第1弾として有力選手10名を紹介し、男子日本代表の八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)が名を連ねた。 【動画】日本代表・八村塁の東京五輪プレーハイライト映像 今回の特集では、八村の同僚でもあるレブロン・ジェームズ(アメリカ代表/ロサンゼルス・レイカーズ)や、NBA2023-24シーズンのMVPに選ばれたニコラ・ヨキッチ(セルビア代表/デンバー・ナゲッツ)、NBA新人王に輝いた224センチの身長を誇るビクター・ウェンバンヤマ(フランス代表/サンアントニオ・スパーズ)などのスターたちが並ぶなか、日本のエースも選出された。 富山県出身で現在26歳の八村は、203センチ102キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。明成高校(現:仙台大学附属明成高校)からNCAAディビジョン1のゴンザガ大学に進学し、2019年のNBAドラフトで日本人史上初めて1巡目指名されワシントン・ウィザーズに入団。2023年1月にトレードで名門レイカーズに加入し、2023―24シーズンは1試合平均13.6得点4.3リバウンド1.2アシストの成績を収め、3ポイント成功率42.2パーセントと高いシュート精度も見せた。 FIBAは「NBAキャリアを通じて1試合平均30分以上プレーしたのは2020―21シーズンの1度だけ。プレータイムが限られているため、26歳の彼が“主役”になったときにどれほど力強いパフォーマンスを見せるのか忘れてしまうことがある」とNBAで奮闘する八村を紹介。前回の東京大会で1試合平均22.3得点6.7リバウンドを記録した実績にも触れつつ、「八村がパリ五輪で得点ランキングのトップに立つことになっても驚かないでください」とスコアラーとしてのポテンシャルも評価した。 今回の特集で紹介された選手の一覧は以下のとおり。なお、“キング”ことレブロン・ジェームズについては「ここに何か書く必要があるか?」という一文だけを掲載。説明不要のレジェンドに最大限の敬意を示している。