“憧れ”の佐々木朗希獲りへ、メッツ編成本部長が全力宣言「敬意を表わすため、9月に日本で視察した。本人と会うことはなかったが、興味があると知らせることが重要」
ニューヨーク・メッツの佐々木朗希への関心は本物のようだ。テキサス州サンアントニオで行なわれているMLBの恒例行事GM会議で、メッツのデビッド・スターンズ編成本部長が、千葉ロッテマリーンズの佐々木に関心を持っていると語った。 【動画】WBCで登板した佐々木朗希の“投球ハイライト”! 米紙『New York Post』は、「スターンズ編成本部長は、憧れのロウキ・ササキを日本で視察していた」と報じ、「ササキ投手に敬意を表わすため、9月に日本で視察した。彼は唯一無二の才能の持ち主だ。23歳で100マイル(約160.9キロ)のスプリッターを投げる」というスターンズ編成本部長の言葉を伝えた。 さらに、スターンズ編成本部長は、「何よりも、われわれは選手に関心と敬意を表すため、実際に視察することを重視している。日本滞在中にササキ投手と会うことはなかったが、メッツが興味を持っていると知らせることが重要だと感じた」とも語った。 23歳の佐々木は千葉ロッテからポスティングされておらず、今オフにMLBに移籍できるかは不透明の状況。ポスティングされたとしても25歳に達していないため、労使協定によりマイナー契約しか結ぶことができない。 同紙は、大谷翔平が2017年12月にロサンゼルス・エンジェルスとマイナー契約をした例を持ち出して、「MLB契約の規模に応じてポスティング料を受けとる千葉ロッテにとって、25歳になるまでポスティングを待つ強い動機がある」とし、千葉ロッテが佐々木の退団を認める理由がないと伝えている。 そのうえで仮にポスティングされたとしても、大谷と山本由伸を保有するロサンゼルス・ドジャースが最有力候補になる可能性が高いと推測。メッツが佐々木を獲得するのは難しいという見解を示した。メッツは昨オフ、山本の獲得にも乗り出したが、最終的に山本はドジャースと契約している。 ストーブリーグに突入した現在、米メディアは一大争奪戦が展開されているフアン・ソトと同じように、佐々木の動向にも大きな関心を寄せている。 構成●THE DIGEST編集部
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