首位相手に好パフォーマンスのユニオン町田浩樹、好調を維持して日本代表へ。敵地でのインドネシア代表を警戒「難しくなるだろうなと思ってます」【現地発】
「僕や板倉で統率していきたい」
日本代表選手の活躍ぶりが多く報道された週末だったが、ベルギーリーグの首位を相手にクリーンシートの快勝に貢献した町田の記事はほとんどない。しかし、彼もチームメイト同様、好調を維持して日本代表に合流する。 9月から始まった北中米ワールドカップ・アジア最終予選、日本は板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(STVV)、町田で組む3バックシステムが機能し、ここまでの4試合で失点わずか1という盤石の守備を披露してきた。だが、8日の試合中に谷口が負傷退場し、長期離脱する恐れが出てきた。 「まず、単純にショックです。どれくらいの怪我なのか分かりませんが、ここまで一緒に最終予選を引っ張ってきたチームメイトなので、まずは早く復帰してほしいです。彼がいなくても後ろが崩れないようにしないといけない。彼が中央でリーダーシップを取っていたように、僕や板倉で統率していきたいと思います」 インドネシア、中国とのアウェーゲームに向けて抱負を尋ねると、開口一番「インドネシアのアウェーは難しくなるだろうな、と僕自身、思ってます」。それというのも、メヘレンのインドネシア代表DFサンディ・ワルシュから「インドネシア代表のジャカルタの試合はサポーターがヤバいし、ピッチがあまり良くないし、難しくなるよ」という話を聞いていたから。 昨年12月のメヘレン戦(1-0)後、「アジアカップで会おう」と声を交わしてから2人はお茶を飲みに行く仲になり、今回、W杯最終予選のピッチで相まみえることになった。そんな楽しみに期待を膨らましつつも、町田は「本当に気をつけて試合に入らないと、日本は足もとをすくわれてしまう」と気を引き締めていた。 取材・文●中田 徹
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