元「ビキニエアライン」が「中国の旅客機」まさかの導入へ!なぜ? 実現なら「2例目の海外進出」、ただ方法はちょい特殊!
中国国外では2事例目…?
ベトナムのLCC(格安航空会社)「ベトジェットエア」が中国製旅客機「コマックC909」(旧称ARJ31)を中国の成都航空からリース導入すると、現地メディアが報じています。導入は2機で、運航開始は2025年1月を予定しているとのことです。どういった理由からなのでしょうか。 【画像】えっ…これが「元ビキニエアライン」が実施の「機内で水着ショー」です C909は100席以下の「リージョナル・ジェット」です。米国で1960~1980年代に開発され、中国がライセンス生産を担当としていたマクダネル・ダグラスMD-80シリーズの生産設備やノウハウを活用して開発されたとされるモデルです。しかし2024年現在、このモデルを導入しているのはほとんどが中国の国内航空会社のみで、2022年にインドネシアのトランスヌサ航空への納入が、海外の航空会社への初の導入事例に。今回のベトジェット便でのリース導入が実現すれば、国外2か国目の事例となります。 現地メディアによると、今回のベトジェットへのリース導入はトランスヌサ航空の導入方法は違い、短期間、かつ機体に加えパイロットや整備などを成都航空から借り入れる「ウェットリース」契約となり、ハノイ・ホーチミン~コンダオ線とった高需要路線への投入が予定されているとのことです。 なお、ベトジェットはかつて、毎年恒例で「ビキニカレンダー」の発売や、機内で水着ショーを実施するなど、「セクシー系」のプロモーションを軸とした戦略展開で、一部では有名な航空会社でした。その後、方針を転換し、2024年には同国最大の最大の民間航空会社となっているとしています。
乗りものニュース編集部