【陸上】北口榛花がJAL入社式で後輩たちにエール「常に学びの姿勢を忘れず、頼れる人は頼って」
JALグループが4月1日に入社式を行い、男子110mハードル日本記録保持者(13秒04)の村竹ラシッド(順大卒)らを含め、グループ40社あわせ約2600名が出席した。 110mH日本記録保持者・村竹ラシッドがJAL入社式出席「ワールドワイドな活躍を目指していきます」 式典後の「Welcomeイベント」では男子走高跳日本記録保持者の戸邉直人、女子やり投日本記録保持者でブダペスト世界選手権金メダリストの北口榛花からのビデオメッセージが流れ、新入社員の門出を祝った。 2019年入社の戸邉は「一緒に世界一を目指して頑張っていきましょう。空港や機内、オフィスでお会いできることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。 2020年入社の北口は、「新しい環境に慣れるのは大変だと思います。私もチェコに初めて行った時は言語がまったくわからず、何をしていいかわからない状態でした」と自身の経験を交え、「4年、5年経って、環境に慣れることができたのは常に学びの姿勢を忘れず、耳を傾けながら生活してきたからです。常に学びの姿勢を忘れず、頼れる人は頼って徐々に慣れていってください。一緒に頑張りましょう!」とメッセージを送った。 世界を股にかけるトップアスリートの言葉を、新入社員たちは真剣な眼差しで聞き入っていた。村竹は「僕もいつか世界チャンピオンになって北口さんに続きたい」と目を輝かせた。
月陸編集部