「ドライバーが割れて…」 寺西飛香留は“荒療治”も実らず
◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(1日)◇大洗GC (茨城)◇6602yd(パー72) 【画像】プロテストに合格した26人がこちら 寺西飛香留は1バーディ、2ボギー1トリプルボギーの「76」でプレーし、通算16オーバー77位で終えた。合格ラインの通算4オーバー19位に届かず悔しい結果となった。 トラブルにも苦しめられた4日間だった。練習ラウンドで平均飛距離270yd~275ydのドライバーが「いつも通り振ってもなんか飛ばない」と220ydしか飛ばず、ヘッドが割れていることに気がついた。 急きょ、同モデルのものを手に入れ、初日に挑むが1年間使用した1Wとは「ヘッドの感じとかちょっと違う」とティショットが荒れて「81」と崩れた。2日目からも「74」「73」と伸ばせなかった。
3日目以降は持ち味のドライバーを抜き13本で戦った。「男子プロから学んだアプローチは良かったけど、飛ぶクラブが5Wしかなくて…」と飛距離に苦しんだ。 寺西はことし、国内男子ツアーの1次予選会(ファーストQT)を経て、女子初の“男子ツアープレーヤー”となった。今後は「男子の資格は持っているので招待を頂けるのであれば出たい。あと男子のプロテストにも挑んでいこうかな」と話した。(茨城県大洗町/松島流星)