「結構ショックだけど…」 河本結は悔しい短縮競技も2時間トレーニング
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 3日目(2日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72) 【画像】河本結はガッツポーズが似合う 通算7アンダー17位につけていた河本結は54ホール短縮競技の決定に「結構ショックですけど、天候、自然には勝てないので仕方ないです」と話した。 首位を6打差で追う状況、上位の混戦模様を考えれば、残り36ホールと18ホールで逆転できるチャンスは当然変わる。それ以上に「優勝争いを(US)LPGAの試合で(海外勢を含めた)選手としたいっていうのがあったので。それが、あと一日ってなると…」。コースコンディション的にも伸ばし合いとなっているだけに、3日目次第では日曜日をもっとしびれる位置で迎えられる可能性が大いにあった。 あとは与えられたシチュエーションでベストを尽くす。中止が決まった後の行動もスピーディでムダがない。コースの練習場がクローズとなることは織り込み済みで、会場に来て2時間ほどをトレーニングに費やした。栄養摂取と昼寝を挟み、天候が回復すれば、そこからの時間をショット練習に充てるためのスケジューリング。パッティングの確認は宿泊先の部屋でもできると話す。 2020、21年は日本ツアー単独開催だったため、日米共催としては19年以来の大会参戦。8月「NEC軽井沢72」で5年ぶりの優勝を飾るなど、復活を遂げて戻ってきた舞台でひとつでも上を目指す。「(2日目に)4つ伸ばしても順位が上がらなかった。それはこの(伸ばし合いの)セッティングとほかの選手のレベルの高さだと思う。最終日に6つ、7つは伸ばさないと順位は上がらないなっていう覚悟でいます」と意気込んだ。(滋賀県大津市/亀山泰宏)