チューニング派がハマる沼? 高級ステンレスを投入した「FUJITSUBO」発のキャンプギアがヤバい
カーアフターパーツのマフラーブランドで世界的企業とも言える藤壺技研工業。FUJITSUBOのロゴは高性能の証でもあります。そのフジツボが先だって幕張メッセで開催された東京アウトドアショー2024に出展しました。俗に言うチューニンング屋さんがキャンプ道具? マフラーのようでマフラーではない。コンロとスチーマーと数々のエトセトラはどう見ても確かにマフラーでした。 【写真】スポーツマフラーのようなBBQグリル&ストーブの機能を見る(全13枚)
ブランドネームに深い意味ありのSMITH SUSono
多くのエグゾーストパイプを世に送り出してきたFUJITSUBO。モノ作りの技術とフレキシブルな発想。そして注いできたこだわりで次世代につながる「それ、いいね!」のコンセプトで作り出した新ブランド。それがSMITH SUSonoです。スミス・スソノと読みます。SMITHは鍛冶屋さんを意味し、SUSはマフラーの素材であるステンレスの表記です。これにフジツボの拠点である裾野を掛け合わせたネーミングとなっています。
マフラーがBBQコンロになった
スミス・スソノブランドの第1弾となったのがBBQストーブ。もろタイコです。ちなみにマフラーのサイレンサーは排気音を小さくして音量を抑えるパーツです。取っ手にはフランジを使用しています。ボルトを介して取り付けされています。もちろん素材はSUS304を使用しています。BBQストーブにはスタンダード、ワイド、ロングの3タイプがラインナップしています。同社担当スタッフによるとロングモデルなら焼き鳥20本を一気に焼き並べることができるそうです。他人数グループ派なら、使い勝手はいいかもしれません。1万8480円~2万5080円(税込)です。
排気ガス? いいえ蒸した蒸気が出口から出てるんです
マフラーがスチーマーになったのがBBQスチーマーです。蓋中央部に通気孔があり、蒸気がマフラーから出る排気のように見せる演出も楽しめる傑作品です。ただし、排気音はもちろん出ません。本体に水を入れ、食材プレートを敷き、食材を置いて蓋をし、火にかけるだけのシンプルな手順で美味しく、肉、魚、野菜料理をいただけます。もちろんSUS304ステンレスを使用しているので、ニオイがつきにくく、丸洗いができるので清潔。軽さも長所になりますね。価格は1万9800円(税込)です。