カーディスプレイが驚異の進化! オシャレすぎる「ダブルビュー」の映像体験とは?
ダブルビューはどんな構造?
ダブルビューはどのような構造になっているのかというと、壁などにディスプレイを埋め込み、そこにダブルビューフィルムを貼ったカバーを装着するというシンプルな仕組みだ。 厚み0.001mmのダブルビューフィルムには、リアルな素材の表現と光を透過する印刷技術が盛り込まれている。このおかげで映像が映っていないときはフィルムそのものの柄が反射して見え、映像が流れているときは映像の反射の方がフィルムの柄より強く見えるのだそうだ。 なおフィルム越しでもタッチパネル操作は可能だが、タッチ操作の精度を含め、映像の輝度・解像度などはディスプレイそのものの性能に依存している。そのためダブルビュー越しの映像体験の質を上げるためには、ディスプレイを調整するか、より高品質のディスプレイを用意する必要があるという。 ダブルビューを標準搭載しているクルマはまだ存在していないそうだが、車内がスッキリして高級感が増すこの技術は、EVやラグジュアリーカーで需要がありそうだ。今後、実装されていくことを期待したい。
文=KURU KURA編集部