日本の南には「3つの熱帯低気圧」が存在 来週にかけて“台風の卵”続々発生も 日本列島への接近・影響のおそれは 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ 各国予報機関の進路予想比較【10日まで雨・風シミュレーション】
アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 このうちアメリカ海軍は、関東の南東の海上にある熱帯低気圧についての進路予想を発表しています。そこまで発達することはなく日本の東の海上を離れて北上していく予想です。 【画像で確認】10日(火)までの雨・風シミュレーション アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予報結果です。関東の南東の海上の熱帯低気圧についてはアメリカ海軍の予想と同じような傾向です。進路予想のばらつきも比較的小さくなっています。 一方、日本の南の海上に発生した熱帯低気圧についてもアンサンブル予報の結果を発表しています。こちらについてはそんなに発達させる予想はありませんが、進路はまだかなりバラつきが大きくなっています。 ■ヨーロッパモデルの進路予想は ヨーロッパ中期予報センター ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予想の結果です。関東の南東方向の海上にある熱帯低気圧についてはアメリカモデルの予想結果と大きくは変わりません。特に発達させる予想はなく、進路のブレ幅も小さくなっています。 一方、こちらは日本のはるか東も海上にある元トロピカルストームの熱帯低気圧の予想進路です。特に日本列島に大きく近づく予想はありません。 【画像で確認】10日(火)までの雨・風シミュレーション ※台風に関する情報について最終的には気象庁が発表する情報を参考にしてください
中国放送