レッドブル ベースライン

錦織圭[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスで世界ランク74位の錦織圭は7日、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）の会場でエキシビションマッチの「レッドブル ベースライン」に参戦する。 【望月慎太郎vsカチマゾフ 1ポイント速報】 35歳で元世界ランク4位の錦織は、2025年シーズンの開幕戦として前週の中国銀行・香港・テニスオープンに出場。1回戦でD・シャポバロフ（カナダ）、2回戦でK・ハチャノフ、準々決勝でC・ノリー（イギリス）を下し4強入り。準決勝ではシャン・ジュンチェン（中国）と顔を合わせたが、シャンが体調不良により途中棄権したため、決勝に進出した。 5日に行われた決勝ではA・ミュレール（フランス）に6-2, 1-6, 3-6の逆転で惜しくも敗れ、2019年1月のブリスベン国際（オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250）以来、約6年ぶり13度目のツアー制覇とはならなかったが、それでも強豪選手たちを破っての準優勝で復活を印象付けた。 この活躍により、錦織は6日に更新されたATP世界ランキングで順位を32上げ74位とし、約2年7ヵ月ぶりにトップ100に返り咲いた。 その錦織は中国からオーストラリアに移動し、12日開幕の全豪オープンに出場する。今週は会場で調整を続けることになるが、7日にはセンターコートのロッド・レーバー・アリーナで行われるエキシビションマッチ「レッドブル ベースライン」に出場する。 このイベントは5ポイント先取のタイブレークを1セットとし、先に2セット取った選手が勝利となる変則ルールで行われる。3選手ずつが2グループに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、1位となった選手が決勝に進出する。 同イベントには錦織の他に、世界ランク2位のA・ズベレフ（ドイツ）、同6位のC・ルード（ノルウェー）、同13位のH・ルーネ（デンマーク）、同25位のA・ポピリン（オーストラリア）、同35位のM・ベレッティーニ（イタリア）が出場する。