【体操】年男・橋本大輝 初詣やおみくじはやらず「世界一をとりたい。『年男だった』と思える1年間を過ごせたら」今年の漢字は“一”
セントラルスポーツの体操競技部が6日、新年の練習初めを公開。パリ五輪男子団体金メダリストの橋本大輝選手、萱和磨選手、谷川航選手らが汗を流しました。 【画像】パリ五輪体操個人総合 涙を流す橋本大輝選手 この日、誰よりも長く練習に励んでいたのが、金メダリストメンバーの橋本選手。「年末年始はゆっくり過ごした」ということもあり、1時間以上にわたってウオームアップを行うと、そこから全6種目をまんべんなく練習。およそ3時間にわたり体を動かしました。 4年前の東京五輪では個人総合、種目別鉄棒で2冠。パリ五輪でも個人総合で連覇が期待されていましたが、あん馬で落下するなど結果は6位。「団体金メダルを獲得できたけど、やはり個人総合で金メダル取れなかった悔しさがある。(昨年は)やっぱりそこが一番の思い出」と激動の1年を振り返り、改めて悔しさをにじませます。 再び世界の頂点へ。新年の抱負は「練習していかないと自信もつかない。今年は練習量を増やして、世界一になれなくてもたくさん練習できて楽しかったなと思えるような1年にしたい。(世界一に)絶対なるので頑張りたいと思います」と語りました。 今年は4月の個人総合選手権、5月のNHK杯に加え、10月にインドネシア・ジャカルタで世界選手権が開催。橋本選手は世界選手権で現在2連覇中と、3連覇がかかっています。 オリンピックイヤーが過ぎてもなお、勝負の1年。年男の橋本選手が掲げた今年の漢字は「一」。初詣やおみくじはやらなかったと話し、「世界一をとりたいと強い気持ちもありますし、演技だけではなくて、一番心を動かせるような演技ができたら。1年が終わった後に『年男だったな』と思えるような1年間を過ごせたら」と体操への熱意を明かしました。