Amazon、音質を強化したFire TV搭載の大画面スマートディスプレイ「Echo Show 15(第2世代)」
Amazonは、Fire TV機能搭載の15.6型フルHDスマートディスプレイ「Echo Show 15(第2世代)」を、本日11月21日(木)より発売した。Alexa対応音声認識リモコンを同梱し、価格は47,980円(税込)。別売オプションとして、専用の「プレミアム角度調整機能付きスタンド」も12,980円(税込)にてラインナップする。 別売りの「プレミアム角度調整機能付きスタンド」も同時発売 動画や音楽ストリーミングを楽しめるFire TV機能や、さまざまな空間に溶け込む壁掛け設置に対応した、大画面Echo Showの第2世代モデル。前モデル「Echo Show 15(第1世代)」は、家族での情報共有やスマートホーム家電の操作ができ、エンターテイメントも楽しめるデバイスとして世界中で好評を博した一方、ユーザーからは音楽やエンターテイメントを楽しむためのより良い音質、機能を求める声が寄せられたという。第2世代モデルでは、そのようなニーズに応える性能強化が図られた。 オーディオは、0.6インチトゥイーター×2基と2.0インチウーファー×2基を搭載。前モデルよりもクリアな音声、迫力のある低音を再生し、音楽やエンターテイメントを一層楽しむことができるとする。 本体上部中央には、3.3倍ズームに対応する自動フレーミング機能つきカメラを配置。広視野角で撮影範囲は前モデルの2倍以上に向上。ビデオ通話もより自然に行えるという。通話音声のノイズ低減技術も搭載し、ビデオ通話や外出先から家族やペットの様子を確認する際の使い勝手が向上したと説明している。 Fire TV機能においては、まず「再生中のメディア」機能が強化。再生中のPrime Videoの動画や音楽を、複数のEcho Showデバイス間でシームレスに切り替えることが可能で、例えばリビングの「Fire TV Stick」で観ていた映画を、キッチンに設置した本モデルに引き継いで続きから再生できる。 ミュージックハブもリニューアルされており、お気に入りの音楽、ポッドキャストといったコンテンツを1つの画面で簡単に表示可能だ。さらに、Alexaアプリを経由することなく、本モデルのディスプレイをタップするだけで他のEchoスピーカーとのグループ化を行ったり、再生中の音楽についてAlexaで調べたりすることができる。 Alexa対応音声認識リモコンを同梱しており、照明、セキュリティカメラ、スマートプラグ、エアコンなどの対応するスマートホーム製品を音声で簡単に操作できる。スマートホーム規格としてThread/Zigbeeをサポートするほか、Matterコントローラー機能も備えており、スマートホーム製品との連携をより深めた。 Echoシリーズでは初めて「Wi-Fi 6E」に対応。Fire TV機能でのビデオや音楽のストリーミングもこれまで以上にスムーズに行えるという。 ホーム画面は好みのウィジェットを設定可能で、やることリストやカレンダー、買い物リスト、Fire TV機能/音楽/スマートホームのお気に入り、天気といった情報を表示できる。 お気に入りの写真をホーム画面に表示し、デジタルフォトフレームとして使用することも可能。「アレクサ、フォトフレームを開始して」と話しかけるだけで「フォトフレームモード」で全画面の写真スライドショーを再生したり、ほかのウィジェットと一緒にホーム画面の一部に写真を表示したりできる。 外形寸法は408W×257H×36Dmm、質量は2.3kg。
編集部:岡本雄