角田裕毅の同僚リカルド、シート死守に決意も不安...フェルスタッペンは別れの言葉、ホーナーとVISAはリカルド支持で揺れるRBのドライバー計画
F1シンガポールGPが始まる直前の木曜日、35歳のダニエル・リカルド(RB)が257戦目にして最後のレースになるという厳しい噂がパドックで流れた。 ●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール 理由は、レッドブルがリアム・ローソンとの月末までの契約オプションが満了する前に行使したとされており、これによりローソンが2025年にRBのシートを獲得するだけでなく、次戦のアメリカGP以降、リカルドに代わって参戦すると見られている。 ■リカルド、今季シートを守り抜く! リカルドは、今週末にチームオーナーから2025年のドライバー計画を聞く予定だと認めつつも、今シーズンの残りのレースについてはシートを守り抜く決意を示している。 「そんなことはないと思う。実際には、ノーと言いたいね。でも僕は弁護士じゃないからね。スポーツの世界では何が起こるかわからないし、100%確信することはできない。だから、家を賭けるつもりはないよ。僕はこの世界に長く居すぎたからね」。 ■ホーナー代表とマルコ博士の推しは分かれたまま ドイツの『Auto Motor und Sport』によれば、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とRBのスポンサーであるVisaは、リカルドを2024年も留めたいと考えているとのことだ。しかし、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、22歳のローソンを強く推しているようだ。 ■フェルスタッペンが既にお別れのコメント 一方、マックス・フェルスタッペンは、友人であるリカルドに別れを告げる準備をしている様子だ。 「仮にこれが最後のレースだとしても、彼は多くの人が達成できない素晴らしいことをやり遂げたし、人生で他のことに挑戦することもできる」とフェルスタッペンは語った。