【ソフトバンク】今季登板なしの板東湧梧 20%ダウンで更改「ドツボにはまったなって」
ソフトバンクの板東湧梧投手(28)が12日、福岡市内の球団事務所で契約更改に臨み、20%ダウンとなる3200万円でサインした。(金額は推定) 2019年以来の一軍登板なしに終わった6年目右腕は「何をやってもうまくいかないというか。『こんなに頑張っているのにな』と苦しい気持ちが日を追うごとに強くなっていた」と心境を吐露。球団からは「復活する選手を何人も見てきたから」と声を掛けられ「来シーズンこそはという気持ちですね」と意気込んだ。 ひとつのことを突き詰める姿勢がうまく作用しなかった。「良くないウエイトのやり方が、体を機能的に動けないようにしていたのかな」と本人は今季の不調を分析する。「最初の方はすぐよくなるだろうと思っていたのが、どんどんドツボにはまっていったなと。冷静に考えるともっとやり方はあったのかなとか思いますけど。自分らしいなと思います」と話した。 来季は球団からも声をかけられたように復活のシーズンを目指す。「応援してくださるファンの方々のありがたさを改めて感じた。みずほペイペイドームでファンに投げている姿を見せたいですし、自分自身チームの勝利に貢献して、リーグ優勝、日本一の喜びを味わいたい」。背番号50は闘志を燃やしている。
東スポWEB