まさにサリーゴールド!Sareeeがジュリアとの運命の一戦を制して真紅のベルトを戴冠!
この試合は、互いの覚悟と滾る感情が真っ向からぶつかり合う大熱戦に。 地盤からバチバチの打撃戦が展開。ジュリアが負傷明けの右手で強烈なビンタを見舞えば、Sareeeも顔面のド真ん中にドロップキックを見舞ってお返し。 場外乱闘となると、ジュリアは本部席に座っていた大向美智子に「お久しぶりです!」と挨拶して握手してから大向が着席していたテーブルを持ち出し、中盤にはこれを使ってテーブル・パイルドライバーを繰り出す。 苦戦を強いられたSareeeは、敢えて狙っていなかったジュリアの右腕に照準を合わせて一点集中攻撃を展開。ジュリアも意地を見せてグロリアス・ドライバーやノーザンライト・ボムなど大技を見せていくが、受け切ったSareeeが裏投げで脳天からジュリアをマットにぶっ刺す。 これを返して雄叫びを上げるジュリアだったが、Sareeeはもう1発裏投げで頭頂部からぶっ刺した後に脇固め。ジュリアの右手のサポーターを外して指をまとめてねじり上げていくと、これ以上は危険と判断したレフェリーが試合を止めた。
Sareeeは頂点たる真紅のベルトを巻き、マリーゴールドをサリーゴールドに。 マイクを取ると「ジュリア、闘った者同士にしかわからないことあるよね。私はジュリアとずーっと闘いたかった。また必ず、また必ず試合しようよ。万全な状態で試合しようよ」と語りかける。 これを受けたジュリアは「マリーゴールドでお前がエースって言われて、どんな思いで、いつもいつも観客席から眺めてたか。だから私は、マリーゴールドの誰よりも、誰よりも思ってたからこそお前を止めなきゃいけなかったんだよ!でもな、お前が居たから私は、まだまだ上目指せるつもりになれてる。だって、他にジュリアに敵うやつ居なくない?こんなつえーやついるって、お前のこと、人生で始めて嫉妬した相手で、こんなに悔しい気持ちも人生で始めてだよ。あーでも言いたかねーけどSareee!お前マリーゴールド来てくれてありがとな!」と様々な感情を爆発させつつ、最後はSareeeの手を掲げて勝利を称えた。 バックステージでは、真紅のベルトとともにプロレス界全体を盛り上げていく思いを笑顔で語るSareeeに対し、ジュリアは悔しさに顔を歪めながらコメント。