【國學院大學】「太田劇場が始まっちゃった…」前田監督が出雲・全日本を振り返る 皇學館・寺田監督は「学生たちに自信を持たせてあげたい」
◆全日本で躍進した皇學館大学
寺田監督が指揮を執る皇學館大学は、全日本大学駅伝で、大学最高順位タイとなる17位に。これをもって、東海地方の出場枠がひとつ増える結果となりました。 「監督として全日本に臨むのは初めて、現役でも全日本大学駅伝に出たことがない」と語った寺田監督。 実は、寺田監督が國學院大學に在学していた時には、全日本大学駅伝の関東予選会を突破することができず。大学として出場権を得ることができませんでした。 「学生たちによく、区間の特徴や、『どうやって走ったらいいですか?』と聞かれるが、僕自身出たことがなかったので…」と言葉を濁しながらも、「逆に学生たちと力を合わせて、走ったことがある子に情報をもらったり、自分でもコースを見に行ったりして特徴を見て選手選考を行った。結果的にはチーム目標である17位を達成して、枠も増やすことができたのでうれしい」と話しました。 三重県伊勢市に拠点を置く皇學館大学。 就任2年目の寺田監督は、「関東の選手とは、一段階も二段階もレベルが違うので、学生たちの意識と、実業団までやっていた僕のレベルの意識の差を埋めていくことが、最初は本当に大変だった」と苦労を明かし、「今もまだまだ学生たちに“自信を持って関東の子たちと戦おう”という気持ちを持たせてあげられていないのが、まだ僕自身の指導不足」としながらも、「これからもっと関東の選手たちに少しでも食らいついていこうという強い気持ちを持たせてあげるのが僕自身の指導法。学生たちに自信を持たせてあげたいなと思う」と未来を見据えました。