「チケット代は22万円」「服装は超ミニのプリーツスカートで…」日本とこんなに違う、多様すぎるアメリカの音楽フェス事情!
アウトドア仕様のフェスファッションは日本だけ!?
「もうひとつテネシー州マンチャスターの郊外で行われている音楽フェスがボナルーで、音楽ファンにとっては1番楽しいフェスかも。音響システムもいいし、なにもない農場で夜中までジャムセッションをやっているので、どっぷり音楽に浸かるならこちらのフェスがいいかもしれません」 ところで、日本ではフェスファッションとしてアウトドア仕様のシューズや防水のゴアテックスのブルゾンが定番化しているがアメリカではどうなのだろう。 「ファッション的にはこれまでショートショーツのデニムにTシャツが多かったんですけど、去年はY2Kの影響でカーゴパンツとか、わりとユルッとした服装が流行ってました。 それが今年、ガバナーズ・ボールに行ったら超ミニのプリーツスカートを履いてる子が多くてびっくりしたんです。なんでかなと思ったら、オリヴィア・ロドリゴ(アメリカの女性シンガー)の影響。彼女はパンク少女みたいにミニスカートにドクターマーチンを履いてるんです。 あと、サブリナ・カーペンターという、「Espresso」が全英シングルチャート1位になった、今最も人気があるアーティストが、そのフェスにも出ていたんです。彼女もめちゃ短いミニスカートを履くので、その影響もあるみたいですね。 そのときどきでフェスのファッションも変わりますけど、日本のキャンプルック的なファッションは皆無ですね。都市型のフェスが多く、例外のボナルーは農場で開催されるので、雨が降ると地面はぐちゃぐちゃにはなりますが、日本ほど厳重に準備してる人はあまり見たことがありません。 そういえば、今年はニルヴァーナのTシャツを着ている若い子が多いんですよ。去年はAC/DCのTシャツが流行っていて、絶対AC/DCのファンじゃないだろうって若い男の子が着ていたからどうしてって聞いてみたら、『安かったから買った』って。 今ユニクロやファストファッションのブランドが、バンドTシャツをいっぱい作ってるんです。その子はお父さんに1、2曲聴かせてもらったことはあるけど、別にファンじゃないみたい(笑)」
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