新生・渋谷の駅近にオープン! 大人のための記念日レストランって?
そして次に登場するのは、目にも楽しい9種類の小皿料理。「MOSS COSS TOKYO」のシグネチャー、その名も「SHOKADO-9」です。中華クラゲのコンフィ、海老のシェリ-漬け、バルサミコに山椒を効かせたソースでいただくよだれ鶏、チキンの胸肉のハムを巻いたオレガノと発酵パプリカ……etc. 33cm四方の大きなオリジナル松花堂ボックスの中に並べられた小鉢料理は、ついお酒が進んでしまうものばかり。一度は食べたことがあるメニューが、ちょっとアレンジされているのが楽しいのです。
スペシャリテは「鮑のペルシャード」。ニンニク入りの刻みパセリ・パン粉を合わせた香草パン粉を、鮑にまぶして焼き上げています。苔庭を表現したクレソンのリゾット、鮑の胆ソースとキクイモ添えです。 フレンチのエスカルゴ料理のような一品は、スモークに満たされたガラスドームに覆われて登場します。フタを取るとフワッと芳しいスモークの香りが広がり、鼻腔をくすぐって……。お料理は五感で楽しめてエンタメ性もあるし、きっと彼女も喜ぶはず。
ワインは世界中から取り寄せています。あまり馴染みのない国の珍しいワインも扱っていたりしますが、コースの各料理を存分に楽しめるペアリングがオススメです。 例えば、「SHOKADO-9」には紹興酒ではなくマデイラ酒(写真左)を。「鮑のペルシャード」は、ボルドーの赤ワイン「シャトー・ル・タンプル」(中央)と相性バツグン。鮑とクレソンの苦味がグッと引き立ちます。 漢方和牛には、ナパ・ヴァレーの赤ワイン「トウェンティ・ロウズ」を。すき焼き風の甘味にカベルネ・ソーヴィニヨンの渋味がマッチ。自由な発想のペアリングが新鮮です。
「MOSS COSS TOKYO」は、若者の街というこれまでの渋谷のイメージを覆すような、大人な新しい食体験ができるレストランです。ホテルに泊ってプチ贅沢をするのもオススメ。プールもあるので(渋谷でプールって新しくないですか?)、夏のお泊りデートにもぴったり!