夏休み中に登校、「おいしいそばに」と小学生たちが種まき 福知山で地元の人に教わりながら
京都府福知山市畑中、上豊富小学校(川瀬美保校長、児童78人)の1~6年生が21日、夏休みのなか登校し、学校隣にある畑でそばの種まきをした。地元の人に教わりながら、「おいしいそばができるように」と願った。 そば栽培を通して地域活性化に取り組む上豊富そばえぼし会(大槻勝彦会長)の協力を得て取り組んだ。昨年度に3年生がそば打ち体験。今年は初めて、種まきからの一連の作業を全学年で体験することになった。 会員6人が講師として訪れ、種まきの仕方などを説明したあと、約30アールの畑へ移動。児童らは一人当たり畝1メートルに丁寧に種をまき、「鳥などに狙われないようしっかりかぶせて」とアドバイスを受けながら土をかけた。 10月下旬に自分たちが育てたそばを収穫し、手打ちそばを作る予定。 3年生の男児は「均等にまくのが難しかったけど面白かった。育つのが楽しみ」と話していた。