モデル・鈴木サチ(44)年子のワンオペ育児の最中ピラティス講師に「忙しさは理由にしない!やりたいこと全部やる」
モデル歴約30年という鈴木サチさんは、第一子が1歳、第二子が生まれたばかりという大変なタイミングでピラティスインストラクターの資格を取得。さらに、第四子妊娠中に、自身が経営するピラティススタジオをオープンしました。「これがしたい」と思ったら即行動に移すパワフルさは、一体どこからくるのでしょうか。(全4回中の3回) 【画像】さすがの美脚です!ピラティスで美しい下半身をキープする鈴木さん。妊娠中のトレーニング姿も!(画像14枚)
■いつでも「できない」ではなく、「やりたい」が勝つ ── 子育てが大変な時期に、長く活動してきたモデル業と両立する形で「ピラティスインスタラクター」の資格を取得されたそうですね。大変な道のりだったと思いますが、どうやってモチベーションを継続されたのでしょう。
鈴木さん:それ、よく聞かれるんですよね(笑)。むしろあまり深く考えていなかったからできたのかも。「出産したばかりだから」「子育てが大変だから」と理由をつけてなにかを諦めるっていう発想自体がないんですよね。 いまの状況に関わらず、単純にやりたいと思ったらやる、調べる、行動する、失敗する、もう1回やり直す。ただ、その繰り返しです(笑)。 ピラティスインストラクターの資格を取ったときは、上の2人がまだ小さいうえにフルワンオペだったので、確かに子育てはすごく大変でした。そのうえで勉強もするとなると、ほんとに時間がなくて。子どもたちを寝かしつけてから勉強しようと思っているのになかなか寝ない…!ということも。そういう日は膝の上で寝かせつつ勉強したりもしました。「子どもが夜中に起きるから勉強できない」と思うことはなかったけれど、ただただ「大変だぁ」って感じでしたね(笑)。
──「起きてきちゃったな、いったん中断しようかな」という程度で、それをマイナスと捉えてイライラしたりしないんですね。 鈴木さん:起きてくることも想定内なので、自分でできる範囲で工夫して時間を確保していました。「やりたくてもやれない」ことを環境や人のせいにしても仕方ないので。 ── 2013年にはホノルルマラソンに出場して完走されていますが、そのときも同じようなマインドだったんですか? 鈴木さん:そうですね、単純に「マラソンに出場したいからやる」というだけ(笑)。とはいえ、現実的には子育てしながらだと時間の工面が難しいことも当然あります。だから、マラソンに出場するために「この時間が空いているからここで練習できるな」とか「ごはんを作り置きしておかないと」などと、「実現するためにどうしたらいいか」を常に考えていました。