モデル・鈴木サチ(44)年子のワンオペ育児の最中ピラティス講師に「忙しさは理由にしない!やりたいこと全部やる」
── 通うだけにとどまらず、インストラクターを目指したのはなぜだったのでしょうか。 鈴木さん:私がピラティスで、産後にすごく前向きになれたんですよね。だから、世の中のママにもこの感覚を知ってほしいと思いました。「これは、私が伝えていかないとダメなやつだ」と思ったんです。使命感にかられた…というか。それも、ただ言葉で「産後はピラティスがいいんだよ」とかではなく、産後の体型戻しに悩んでいるママに「私自身が直接、ピラティスのよさを教えていかないと!」と思い立って。
そこからです。私もイチから勉強し直そうと、産前産後ピラティスを学びました。ライセンスを取得するために、必死に勉強をしましたね。フルワンオペで大変な時期ではあったけど、当時は「やりたい」という気持ちしかありませんでした。おかげさまでスタジオもオープンし、現在ではモデルと並行してピラティスインストラクターの仕事もいただけるようになりました。 ── 取材後、第五子を出産されて約1か月が経ちました。今はどのような状況ですか?
鈴木さん:1か月検診が終わったら、ピラティスを再開する予定です。産後はどうしてもホルモンバランスが崩れて鬱々としがちですが、私にはピラティスがあるから大丈夫!という感じで、心身ともに安定しています。 PROFILE 鈴木サチさん 1979年愛知県生まれ。10代からファッションモデルとして活躍。モデルとして約30年活躍するかたわら、ピラティスのSTOTT PILATES(R)認定インストラクターを取得し、第四子妊娠中の2022年に自身のスタジオをオープン。ピラティスインスタラクターとしても活動中。2013年にホノルルマラソン出場し完走するなど、スポーツが得意な一面も。プライベートでは、14歳、11歳、5歳、2歳、0歳の5児の母。
取材・文/松崎愛香 写真提供/鈴木サチ
松崎愛香