モデル・鈴木サチ(44)年子のワンオペ育児の最中ピラティス講師に「忙しさは理由にしない!やりたいこと全部やる」
■人間関係の失敗からピラティスがキライになったことも ── ピラティスインストラクターの資格を取って、仕事として成り立たせるまでの道のりは順風満帆だったのでしょうか? 鈴木さん:思いつきで行動してしまうぶん、失敗は多いです。「とりあえずやってみてから考える」というスタンスで、物事を進めてきました。実際にやってみて「違うな」と感じることもあるし、失敗したこともいっぱいあります。 ── 差し支えなければ、どんな失敗だったのか教えてください。
鈴木さん:20代のころに一度、ピラティスのインストラクターになりたいと思ったことがあったんです。そのときはよく調べもせず「ピラティス インストラクター 資格」とネットで検索して、一番上に出てきたスタジオをポチっとして入会しちゃった。そこのピラティスの先生とソリが合わなくて…。ピラティスが苦痛で終わってしまったことがありました。 ── そのときもそれほど悩まず、もう次の道を探す気持ちに切り替えたのですか?
鈴木さん:基本的にはそういうタイプなのですが、そのときはなんかもう、ピラティス自体が嫌いになっちゃって。「もう2度とやりたくない」と思ってしまい、しばらくピラティスから離れていました。それが、2人目の出産後にたまたま再開するきっかけがあって。今度こそしっかりリサーチして自分に合っていそうな先生やスタジオを選びました。
■産後3か月でモデル復帰「ピラティスのスゴさ私が伝えなきゃ」 ── それは、どんなきっかけだったんですか。
鈴木さん:第二子を出産したのが6月14日だったんですけど、3か月後の9月の撮影に復帰してほしいと言われて。となると、3か月で体型も体調も戻さないといけないわけで。第一子の産後は体型も体調もなかなか戻らなかったので「どうしたらいいんだろう…」と迷った末、まず加圧スタジオに行ってみたんです。そこで出会ったのが、たまたまピラティスの先生で。 第一子のときは18キロ増えた体重がぜんぜん減らなくて悩んでいたのですが、第二子の産後、そのピラティスの先生のもとへ週1回通ったら、3か月でみるみるうちに体型が戻ったんです。体調もよかったから、「私、そういえば結婚する前からピラティスインストラクターやってみたかったんだった」って思い出して。