枝豆がエビフライに!?枝豆農家に聞いたおいしい枝豆の調理法とアレンジレシピをご紹介
今が旬の枝豆。シンプルに塩ゆでして食べる方が多い中、枝豆農家ではどんなレシピを作っているのでしょうか。定番レシピから驚きのアレンジレシピまで、枝豆農家さんに大量消費レシピを聞き込み調査しました。さらに、農家直伝のおいしい枝豆のゆで方も教えてもらいました。
おいしい枝豆を出荷するために日々努力する農家
東海エリア有数の枝豆の産地である岐阜県岐阜市。多い日は1日約8トンもの枝豆が集荷場に集まります。岐阜市の枝豆は、長良川周辺の栄養価の高い土壌で育つため、実が大きく見た目も美しいのが特徴。市場では高級品とされ、贈答用になるほどです。 高品質の枝豆を出荷するため、農家の方は様々な努力をしていました。 (JA岐阜・鷲見さん) 「夜中から明け方、夕方が収穫の時間。(早い方だと)夜中の3時に収穫している方もいます」 夜中に畑に行ってみると、ヘッドライトをつけた収穫中の農家の方がいます。 (枝豆農家・栗本さん) 「朝方の方が糖が残っている。収穫してから食べるまでの時間が短い方がおいしい。出荷までの時間を短くするために明け方から収穫」 農家の方は、枝豆が養分を蓄えた夕方4時から朝9時頃までに収穫。さらに、手作業で虫食いや色の悪いもの、小さすぎるものなどを徹底的に選別し、その日のうちに出荷することで、高品質の枝豆を作り続けているのです。
人気ナンバーワンのレシピは、シンプルな「塩ゆで」!
手間暇かけて育てた枝豆をどのように食べているのか集荷場で聞き込みすると、一番多かったのは「塩ゆで」。別の方は「蒸し枝豆」と回答。蒸すと栄養が逃げにくく、味が濃いそうです。 さらに別の方に聞き込みをすると、『枝豆フリッタ』のレシピを教えてもらいました。 (農家) 「春巻きの皮もしくは餃子の皮で、枝豆とチーズを巻いて揚げる。お酒のつまみにもなるし、子どもも好きなので」 おいしい枝豆は、市内の産直「JAぎふ おんさい広場鷲山店」でも購入可能です。お客さんにも聞き込みをしました。 (女性) 「銀杏と一緒の感じ。生の枝豆を竹串に刺して焼く『枝豆の串焼き』がおいしい」 産直スタッフからは、おすすめレシピ『焼き枝豆』を教えてもらいました。 (産直スタッフ) 「さやのままフライパンで(塩を振って)両面焼く。ペペロンチーノ風とバターしょう油味など、いろいろな味を楽しむことができます」 他にも定番の『枝豆ごはん』や、みそ汁の具に使うなど、サラダの彩りにするなど、様々なレシピを教えてもらうことができました。