昨今、みんなが使っているというAirbnb (エアビーアンドビー）はどうやったら活用できる？

20年ぶりの海外旅行にロサンゼルスへ行く、という読者から「昨今、みんなが使っているというAirbnb (エアビーアンドビー）をどうやったら活用できますか？」という質問が。旅行の仕方も、21世紀の今、ずいぶん変わった。Airbnbの賢い使い方について回答してくれるのは、トラベルライターの小野アムスデン道子さんだ。

＜悩み＞

子育てやコロナ禍があり、やっと今年は友人とロサンゼルスに行こうと計画中です。海外旅行はなんと20年ぶり！昨今はAirbnbを利用する人も多いようですが、どんなところが便利なのですか？また、以前の旅行ではそのようなサービスを使ったことがなく、初心者でも安全に利用できる方法などを知りたいです。(50歳・会社員)

＜回答＞自炊したり、暮らすような気分で宿泊できるのがAirbnbのいいところ。日本語のサイトでも簡単にいろいろな条件で検索できます。

「8月下旬の4日間ロサンジェルスで検索したらこんな憧れ物件が！23,966円／泊でした」

「Airbnbは『アメリカのサンフランシスコで2人のホストが3人のゲストを自宅に迎えたのが発祥で、今やホストの数も500万人を超え、世界中の国で15億人以上のゲストを迎え入れている』のだとか。日本でのスタートは2016年。なので、読者の中には使うのは初めてという方もまだ多いかもしれません。 私は、海外だけではなく、海外から来る友人向けに国内でもAirbnbをよく使いますが、より詳しい使い方や活用法などをAirbnbの広報担当の方にもお聞きしながら、回答をまとめたいと思います」

「広々したキッチンでお料理。日本に果物を持って帰れませんが、マーケットで買ったブルーベリーをジャムにすればお持ち帰り可」

––Airbnbでの宿泊はどんな点が利点ですか？またどんな旅に向いていますか？ 「基本的に自宅や自分の別荘などをホストがAirbnbに出しているケースが多いので、キッチンなどの生活設備が整っていることがほとんどです。なので、暮らすような気分で滞在ができることが特徴です。たとえば、地元のスーパーで買い物をして自炊すれば安く済みますし、ローカルならではの食材などに触れることもできます。 また、多人数や長期間の対応ができるステイ先があるのも利点。頭割りや日数割りにすれば、比較的予算を抑えて滞在できるケースが多いのです」