友人の車で東京から「箱根」に行きました。「ガソリン代はいらない」と言われましたが、さすがに払うべきですよね? 実際どのくらい払うべきなのでしょうか…?
友人の車で旅行に行った際、交通費の負担について悩む人も多いでしょう。ドライバーにガソリン代はいらないと言われても、運転者の負担やガソリン価格を考えると、さすがに「お言葉に甘えて」とはいかないでしょう。 本記事では東京駅から箱根まで旅行した際のガソリン代について、負担すべき相場額やスマートなお礼の仕方について解説します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
燃費・ガソリン価格・往復距離からガソリン代を計算する
本記事では、ホンダのステップワゴン(ガソリン車)で東京駅から箱根ホテル小涌園に旅行したケースを例に、どれくらいガソリン代がかかるか考えていきます。 ■ステップワゴンの燃費を考える ホンダが公表しているステップワゴンSPADAの、ガソリン車のWLTCモード燃費は13.7km/Lです。ただし一般的に、実際の燃費はカタログ燃費より悪いといわれています。カタログ燃費で計算すると、計算結果が実際よりも安く出てしまう可能性が高い点を覚えておきましょう。 どれくらい違ってくるかは車種や走りかたによるので一概にはいえませんが、2~3割程度減らして考えても良いかもしれません。今回は10.5km/Lで計算したいと思います。 なお、ユーザーの燃費報告をデータベース化しているサイトもいくつかあるので、参考にしても良いでしょう。いくつかみてみるとステップワゴンSPADAはおおむね10.5km/L前後となっているので、大きな間違いはなさそうです。 ■ガソリン価格 経済産業省によると、5月9日時点のレギュラーガソリン価格は174.7円/Lです。この価格を基に計算してみましょう。 ■Googleマップなどで往復の距離を調べる 目的地までの距離は「Googleマップ」や「Yahoo!地図」などのサービスを使えば調べられます。例えば、東京駅から東名高速道路と小田原厚木道路を通って「箱根ホテル小涌園」に行った場合を調べると、片道約95km、往復で190kmです。 ■ステップワゴンで箱根に行った場合のガソリン代を計算 ここまでのデータを元に、今回の旅行にかかったガソリン代を計算すると以下のとおりです。 ガソリン代の計算 190km(往復の走行距離)÷10.5km/L(燃費)×174.7円/L(ガソリン価格)=3161円 少し少なくなりますが、キリよく3000円としてもいいですし、車を維持するためにかかる費用や往復の運転へのお礼を込めて3500~4000円としてもいいかもしれません。ある程度の目安を求めたならば、ドライバーとの関係性や感謝の気持ちに応じて金額を決めましょう。
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