【ローズガーデンの極意】バラの美しさを引き立てる<名脇役な草花>一年草・多年草おすすめ8選
バラの魅力を引き立てる多年草のオススメ品種4選
●クレマチス ・学名:Clematis ・科名・属名:キンポウゲ科センニンソウ属 ツルを伸ばして星形の大きな花を咲かせるクレマチス。濃いブルーや紫の花が、バラの美しさをさらに際立たせます。※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗) ●ジギタリス ・学名:Digitalis ・科名・属名:オオバコ科キツネノテブクロ属 ジギタリスはイギリスのローズガーデンでは定番とされる花。ベル型の花が穂状に咲き、ボリューミーな姿が魅力です。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●ゲラニウム ・学名:Geranium ・科名・属名:フウロソウ科フウロソウ属 可憐な花が山野草のようにナチュラルなゲラニウム。コンパクトな背丈でまとまるので、バラの下草にピッタリです。 ※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗) ●カラミンサ ・学名:Calamintha ・科名・属名:シソ科トウバナ属 カラミンサは小花が縦に連なって咲き、風に揺れる様子が涼しげ。シソ科ならではのスパイシーで爽やかな香りが広がります。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
【ローズガーデンの極意】バラと草花を組み合わせる4つの極意
●同じ環境で育つ花を植える バラは日当たりや風通しのよい場所を好みます。一緒に植える植物も同じ環境を好む品種を選びましょう。半日陰を好む植物はバラの足元に植えて、強い光を遮ってもらうのもひとつの方法です。 ●同じ時期に咲く花を選ぶ バラの脇役になるためには、開花時期が同じということも必要条件。バラが咲かない時期をカバーできるように、長い期間咲く品種や葉が美しい品種もオススメです。 ●控えめな花を組み合わせる ゴージャスでバラとよく似た形の花は、バラと競い合い主役を奪ってしまうことも。あくまでもメインはバラなので、控えめな小花やシンプルな一重咲きを一緒に植えましょう。 ●配色や背丈のバランスを考える バラと草花を同系色でまとめると統一感があり穏やかな庭に。またバラにはないブルーや紫を差し色として加えるのも効果的です。 バラは高い位置に花が咲くので、地面との間に空間ができてしまいます。中背~低い背丈の草花を植えると、空間が埋まりバランスの取れた風景になるでしょう。
バラと草花で作るナチュラルなローズガーデン
バラはそれだけでももちろん、庭の主役として十分な存在感があります。さらにバラを引き立ててくれるさまざまな花が周りに咲いていると、庭がよりいっそうナチュラルな雰囲気に。 バラの咲く季節が毎年待ち遠しくなるような、ステキなローズガーデンを作ってくださいね。
上園 美佳