観光客、金沢の芸堪能 県立音楽堂で「芸妓の舞」
金沢三茶屋街の芸妓(げいこ)衆が踊りや太鼓を繰り広げる「金沢芸妓の舞」(北國新聞社後援)は16日、県立音楽堂で始まり、外国人観光客ら71人が茶屋文化の一端に触れた。 初回は主計(かずえ)町の芸妓4人が笛「花笑み」や舞踊「うつし心」など4演目を披露。お座敷遊びの体験もあり、来場者は芸妓と一緒に太鼓を打ち鳴らした。 米国から訪れたエレキ・リブキンさん(30)は「太鼓を鳴らしたのは初めてで、素晴らしい思い出になった。茶屋街の観光もしてみたい」と話した。 来年3月27日まで、ひがし、にし、主計町の芸妓が9回ずつ担当し、回ごとに演目や出演者が変わる。料金は一般1500円、団体(15人以上)1200円。