【バドミントン】「ベストなプレーができるように、技術、気持ち、体力面を含めて準備して本番を迎えたい」(西本拳太) パリ五輪に向けて直前合宿中!
パリ五輪に出場する日本代表は、7月11日から味の素ナショナルトレーニングセンターで直前強化合宿を実施している。7月12日、メディアに向けて練習を公開し、選手が囲み取材に応じた。 12日の練習では、午前3時間、午後3時間の練習とトレーニングを実施。午前練習では、約1時間にわたってウォーミングアップやフットワークトレーニングに取り組んだあと、各種目に分かれてノック、2対1、3対1、3対2、ゲーム練習など実戦的な羽根打ちを行なった。 下記は男子シングルスに出場する西本拳太のコメント。 西本拳太 ――いよいよオリンピックを迎える心境を (5月の)会見のときはあまり実感がない自分もいましたけど、やっぱり大会が近づくにつれて、少し緊張感という意味では高まってきているかなと思います。 ――現在のコンディションは 特に問題なく、しっかり本番をいい状態で迎えられるように準備をしたいなと思います。 ――会見で「ダークホースになりたい」と言っていたが、その思いは変わらない? そうですね。皆さんも聞き飽きたかもしれないですけど(笑)、変えないようにしていきたいです。 ――7月第1週のカナダオープンに出場。直前まで海外選手との対戦感覚をつかんだ状態で臨みたいと話していたが 実戦という意味で、カナダオープンに出場してよかったなと、あらためて自分自身では思っています。それがどうだったかはパリが終わったあとに結果論として出てくるところもありますが、今の自分の状態としても、カナダOPに出場したことはよかったなと思います。 ――この合宿では、どんなところを調整していくのか スパーリングの選手もたくさん参加してくれているので、奈良岡選手も含め、男子シングルスの中でお互いにベストなプレーができるように、技術、気持ち、体力面も含めて、しっかり準備して本番を迎えたいなと思います。 ――他の大会と違う緊張感は、どんなところで感じるか 周りの方々からのプレッシャーですかね(笑)。やっぱりこれだけ注目してもらえることもなかなかないと思いますし、アジア大会を含め主要大会の一つではありますけど、また違う緊張感がある。その緊張感があるのが普通だと受け入れてやりたいなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部