イラン・サウジ合意は「中国の勝利」なのか?|この週末に読みたい海外メディア記事4本|2023.3.11-3.17
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今週もお疲れ様でした。今週は中国の仲介で国交正常化に向かうというイランとサウジアラビアの合意に注目。中東における米国のプレゼンス低下とその空白を埋めて影響力を拡大させる中国という、近年指摘されてきた現象が分かりやすく形になった観もある今回の合意は、実際のところ「米国の失策」であり「中国の勝利」なのでしょうか。米メディアの論稿を紹介します。フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事4本、皆様もよろしければご一緒に。 かつて米国務省で中東担当アナリストを務めた米カーネギー国際平和財団の上級研究員、アーロン・デイビッド・ミラーは、米「フォーリン・ポリシー(FP)」誌に寄せた 「中国の仲介によるサウジ・イラン合意 4つの注目点」 (3月14日付)をこのように書き起こしている。
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フォーサイト編集部