三笘薫との「バトルで何度も不安定」 英代表DFが苦戦…現地注目「ペップを激怒させた」
シティのDFウォーカーと三笘がマッチアップ
日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンが、王者マンチェスター・シティを2-1で撃破した。現地時間11月9日に行われた第11節に先発出場した三笘は左サイドからのチャンスメークで同点弾の起点になるなど勝利に貢献。イングランド代表の名手DFカイル・ウォーカーとのマッチアップでも相手を苦しめ続けた。 【実際の映像】「芸術的」「落ち着きがすごい」 三笘薫のピタリトラップ→同点弾演出のアウトサイドクロス ホームに4連覇中のチャンピオンを迎えたブライトンは前半23分にFWアーリング・ブラウト・ハーランドに決められて先制を許した。しかし、後半33分に試合を振り出しに戻す。最終ラインからのロングパスを足元に収めた三笘が右足のアウトサイドでクロスを送り、跳ね返されたこぼれ球を三笘が中央へ再び折り返すと、ゴール前の混戦から最後はFWジョアン・ペドロが押し込んだ。 その5分後にはシティのお株を奪うようなパスワークで中央から相手の守備網を突破。最後は抜け出したMFマット・オライリーが決め、シティ相手に逆転勝利を収めた。 三笘は終了間際の後半45分に交代するまでおよそ90分間プレーし、勝利に貢献。地元メディア「Sussex World」の採点では10点中7点で「一長一短のパフォーマンス。危険を与えるプレーは断片的だったが、後半には大きく改善された。ボックス内へのクロスで問題を引き起こしていた」と評された。 英公共放送「BBC」によれば、三笘はこの試合で相手ボックス内でのボールタッチ数6回、ファイナルサードでのパス13本を記録。いずれもチームトップの数字で、攻撃陣を牽引していたことが窺える。 また、対峙したイングランド代表DFウォーカーとのマッチアップでも三笘は優位に立ち続け、ブライトンの攻撃を牽引していた。英紙「デイリー・メール」はウォーカーを10点満点の4点をつけ「三笘薫とのバトルでは何度も不安定な瞬間があり、ベストからは程遠かった。後半には誰もいないところでボールを失い、ペップ・グアルディオラ監督を激怒させる場面もあった。ひどいシーズンを過ごしている」とウォーカーの苦悩を伝えていた。
FOOTBALL ZONE編集部