定番の52、58度はもう古い!? ピンのウェッジフィッティングで出た答えは意外な3本の組み合わせだった!
グリップ選びで、ウェッジ専用のグリップを試す
ソールグライド、ライ角までが決まったTさん。最後にグリップを決めていきます。
【永】基本的にグリップは、上から下にかけてだんだん細くなる「テーパー構造」が取られています。一方で、ウェッジ専用グリップはどこで握ってもグリップの太さに差が出ないように設計されています。ウェッジは状況によってグリップを極端に短く握ることがありますから、長くて太さが変わらないグリップの方が握りを変えた時の違和感が少なくなるのです。白いガイドラインは握る位置を変える際の基準にできますので、アプローチで球を打ち分ける際に役立ちます。 【T】すごい便利なグリップですね。太めで握りやすいですし、ガイドラインがあるから握り方も一定になりそうです。
事前にWebで自分に合うソールタイプを診断しておくのがオススメ
ウェッジフィッティングを終えたTさんは、他のクラブとは違った独特な選び方が勉強になったと話します。
「今までウェッジはとりあえず52度と58度を選んでいましたし、他のロフトやソールグラインドに変えることでどんな変化が起きるのかも知りませんでした。今回ウェッジフィッティングを受けて、ロフト選びの重要性が改めて分かりましたし、1度単位で細かく調整することで、100ヤード以内のプレーがすごく楽になると感じました。どんなウェッジの組み合わせが合うかはゴルファー次第だと思いますので、ウェッジこそフィッティングを受けるべきですね」 フィッティングを担当してくれた永野さんは、受ける前にWebで自分に合うソールタイプをチェックしておくのがオススメと話します。 「ピンでは公式サイトでWebフィッティングのコンテンツを配信しています。アベレージスコアやPWの飛距離、普段プレーするコースの状態などを入力することで、最適なソールグラインドを知ることができます。いくつかの候補が表示される場合もありますので、実際のフィッティングで打ち比べてみるのも面白いですし、長さやライ角を調整することで違った答えが出てくるかもしれません。ウェッジはスコアメークにつながる大切なクラブですから、ぜひフィッティングを受けて、最高の組み合わせを見つけていただきたいです」 ピンでは「PING FITTING STUDIO みなとみらい」の他にも4つの直営店で同様のフィッティングを受けることができます。しかも、フィッティングは全て無料で受けられます。会員登録をすれば、ピン公式サイトから気軽に予約を取ることができますので、気になった人はぜひチェックしてみてください。 取材協力・PING FITTING STUDIO みなとみらい 横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー内ランドマークプラザ2階
田辺直喜