“原田快に似ている”を乗り越えていく世代屈指のレフティ「仕掛ける数では、誰にも負けない」(青島竣平/ペスカドーラ町田)【U-18フットサル日本代表】
9月3日~6日の4日間にわたって、U-18フットサル日本代表の国内トレーニングキャンプが高円宮記念JFA夢フィールドで行われた。 昨シーズンの終盤、12月にペスカドーラ町田のトップチームに昇格した青島竣平は、4月に行われたAFCアジアカップのサポートメンバーの4人に選ばれ、大会に向かうために国内で調整を続けた約一週間、チームに帯同した。フル代表の選手とトレーニングした経験をもつ青島は、フウガドールすみだの羽生恒平とともに、経験値という点でU-18年代で先をいく存在だ。 ただし、青島におごりや慢心はなく、静かな口調で「ピッチ内では常にみんながライバル」と、負けん気をみせた。
原田快を超えたい
──青島選手は今年4月に行われたアジアカップのサポートメンバーにも選ばれていました。他の選手よりも経験という点では先をいっているのは間違いないですよね。 代表のサポートメンバーに入れるとは思っていなかったので、すごくいい経験でした。常にみんなとはライバル意識をもってやっているので、そこは変わらないかなと思います。 ──青島選手が同年代でうまいと感じる選手はいますか? 同じポジションの(羽生)恒平は自分とは違うタイプですが、動きやパスの精度などリスペクトする部分が多い選手です。ライバルですけど、彼のいいところを自分のモノにしていきたいと思っています。 ──羽生選手とは仲が良いですか? わりと話すほうですよ。一緒にゲームして遊んだりもしますし、この合宿中もたまに息抜きでやっています。 ──この合宿で意識していることは? 左利きが5人もいるので、生き残るためには自分のストロングであるドリブルとアグレッシブなところを出していこうと思っています。それと、1対1を仕掛ける数では誰にも負けないようにしたい。シュートの本数もチームで一番打つことを意識して、この合宿で成長して帰りたいと思っています。 ──2日間のトレーニングで手応えはありますか? だんだん慣れてきて、自分の良さを出せるようになってきました。あとは仲間とコミュニケーションを取って、自分がシュートしやすい形にもち込めるように、工夫してやっていきたいと思います。ピッチ内ではライバルですけど、同じチームでプレーする時は、味方の長所を生かせるような動きは意識しています。 ──これからの目標を教えてください。 この合宿ではまず、自分のいいところをどんどん出して、最後に栃木シティとゲームがあるので、勝つことを一番に考えてやっていきたいと思います。その上で、自分の得点でスコアを動かしたい。自分は原田快選手とプレーが似ていると言われることもあるので、そこを超えていきたいと思っています。 ──海外挑戦も視野に? いずれ海外にも行きたいですね。そのためにもまずはFリーグで試合に出て、そこでアピールしてから海外に行けるようにやっていきたいです。
【関連記事】
- 【日本代表|新体制記者会見全文掲載】高橋健介新監督“高橋ジャパン”のビジョンとは?2026アジアカップ「3位以内」、2028年W杯「ベスト8」へ向けた6つの強化指針
- 【U-18日本代表】トレーニングキャンプメンバー20名を発表!高校年代日本一のフウガドールすみだファルコンズから6人がメンバー入り!
- 【日本代表】キルギス遠征に臨む、高橋ジャパン初のメンバーが決定!樋口就大、南雲颯太が初選出!
- 【U-18全日本選手権|決勝戦結果記事】すみだが大会史上初の2連覇!石井想一郎が2年連続で優勝に導くゴールを決める
- 【U-18全日本選手権|1日目結果記事】すみだが市場新汰の恩返し弾含む6得点で名古屋を撃破!3大会ぶり出場の帝京長岡は、初戦で逆転勝利!