子どもにスマホは必要? 90%以上の親が悩む 「小学生の壁」を乗り越えるために知っておくべきこと
Q.スマホを持たせる? 持たせないと困る?
<体験談と対応法> スマホを持っている子といない子のグループ 小4ですが、スマホを持っている子どもと持っていない子どものグループの作り方に困る。(あさやまんさん) 体験談は小4のお子さんのママからですが、子どもにスマホを持たせるかどうかということは、小1からでも起こる悩みです。ここは子どもにも要望を聞きながら、夫婦で相談しましょう。 子どもが「みんな持っているから」と言うこともありますよね。私の体験から考えると「みんな」と言うときはたいてい3人くらいのことが多いです(笑)。 子どもが「欲しい」と言ったら、「なぜ必要だと思うのか」「ないとどのように困ることがあるのか」をまずプレゼンしてもらいましょう。そのうえで親としてどう考えるのか。子どもの言い分も聞きつつ、それぞれの家庭の考え方や方針と照らし合わせて決めていきましょう。もちろん家庭の方針として決めたから、絶対にそれを変更しないということではありません。子どもの主張も聞きながら、状況も考えて、わが家の方針も大切にしながら一番いい方法を考えていきましょう。 投稿者のあさやまんさんの場合は、母親同士のラインで補ったとのこと。小学生の間はスマホを持たせないという方針なら、持っている子と持っていない子の連絡を親がどう補うのか、親同士で相談しておくのはとてもいいですね。 <子どもへの理解> スマホを持ちたいという気持ちや理由を言語化することが難しい子もいます。スマホを持っていないことでの困りごとについて聞いてみた方が言葉にしやすい場合もあります。 <対応のヒント> ●子どもの気持ちや言い分をよく聞く。 ●スマホを持たせる場合は、子どもと話し合ってルールを決める。 ●スマホを持たせない場合、持たないことで困りごとがあればどのように解消するかを子どもと相談しておく。
Q.遊びに行くときにお金って持たせるの?
A.低学年のうちは金銭感覚やお金の管理が未熟なので、お金を持参しない方がよいでしょう。 お金を持っていない友だちに貸してあげた、おごってあげたなど、貸し借りから友だちとトラブルに発展したり、なくしてしまうこともあるので、持っていかないと決めた方が無難です。 金額が決まっている遠足用のおやつを友だちと買いに行くなど、必要なときには「事前に親に伝える」「レシートとお釣りをきちんと持って帰る」などのルールを決めておきましょう。