【ONE】“日英ハーフ戦士”ハッチソン、期待された連勝ならず、クチミスティの猛攻に手が出ず=グラップリング
11月22日にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FRIDAY FIGHTS 88』のライト級サブミッショングラップリングにて、クレイグ・ハッチソン(26=Carpe Diem)はウラジミール・クチミスティ(34=ロシア)に判定3-0で敗北。期待された連勝はならなかった。 【動画】クチミスティのアクロバティックな攻めにハッチソンが懸命に対処! ハッチソンは日本と英国のハーフで柔術黒帯の新鋭グラップラー。今年7月の「ONE FRIDAY FIGHTS 72」に参戦し華々しい一本勝ちを飾った。対するクチミスティは柔術黒帯の実力者。ONE初参戦だ。 試合は序盤からクチミスティが下から足関狙いのムーブ。アンクルを狙うが、キャッチコールはない。次々にアタックを仕掛けていくクチミスティ。ハッチソンは懸命に対処するも、攻撃のターンがもらえない。 後半は今度はクチミスティがトップ、ハッチソンがボトムの展開。互いに攻め合うもキャッチまで至らない。しかし攻め続けているのはクチミスティ。ハッチソンは防戦一方で攻めてを欠いた印象だ。 判定は3-0でクチミスティに軍配。互いにキャッチはなかったが、終始攻めたクチミスティがジェネラルシップで取ったか。期待されたハッチソンの連勝はならなかった。 『ONE FRIDAY FIGHTS 88』 11月22日 タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム ▼ライト級サブミッショングラップリング ○ウラジミール・クチミスティ(ロシア) 判定3-0 ●クレイグ・ハッチソン(Carpe Diem)