どこのスーパーの「とんかつ」がウマい? 都内の7つのスーパーの「ロースカツ」を食べ比べてみた #食楽web #とんかつ
●DATA いなげや
熟成うまリッチポーク使用で味はナンバーワン!?『西友』の「ロースカツ」
続いて『西友』の「ロースカツ」をいただきます。「熟成うまリッチポークのロースカツ」という商品で、約226グラムの463円(税込)。ここまでの「ロースカツ」の中では、『いなげや』に並んで高価格にあたる商品ですが、これが食べてビックリ。とんかつ専門店顔負けの味わいで、衣・肉ともに「これ、本当にスーパーの『ロースカツ』?」と疑いたくなるほどの美味しさでした。
パッケージによれば、うまリッチポークの熟成肉を採用しながら、下味の塩は、淡路島の藻塩を採用するなどのこだわりによって実現した味のようですが、あの雑然と並ぶスーパーのオリジナル惣菜の中に、こんなに旨い「ロースカツ」があったとは正直驚きでした。少々高値ではありますが、ここまで美味しければまったく問題ナシです。
●DATA 西友
優等生的な安定感のある味わい!『サミット』の「ロースカツ」
続いて『サミット』の「ロースカツ」。「ロースとんかつ1枚」という商品で、約191グラムにして430円(税込)。『いなげや』『西友』同様に、やや高め設定ですが、『サミット』の「ロースカツ」は、銘柄豚の表記がありません。しかし、オリジナル惣菜では、スーパー界イチとも言われる『サミット』です。美味しくないはずがない、とも思います。
さっそくいただいてみると、衣のサクサク感が冷めてもしっかり残っており、やや厚切りカットの豚肉との相性も抜群。豚肉は「肉感」が強めなので、この辺は好みは分かれるかもしれませんが、筆者的にはむしろアリ。シンプルかつ安定感のある『サミット』らしい「ロースカツ」で、老若男女誰からも愛される優等生的な味わいだと思いました。
●DATA サミット
熟成三元豚の厚切りカットが魅力!『ピーコック(イオン)』の「ロースカツ」
最後は『ピーコック』の「ロースカツ」をいただきます。『ピーコック』ブランドは今から約11年前の2013年3月に、イオン系列となり、惣菜類も『イオンマーケット』のものを採用しているようです。 『ピーコック』で販売されているのは「熟成三元豚使用のロースとんかつ」という商品で、約192グラムで430円(税込)。前述の『サミット』とほぼ同じ設定になっており、やはりスーパー界のブレなき優等生『サミット』の惣菜を参考にして開発されているのではないかとも思いました。