そもそも優等生のイメージもないし…広末涼子、“恋愛に奔放ではない”発言への強烈な違和感
「ヤバい女になりたくない」そうおっしゃるあなた。有名人の言動を鋭く分析するライターの仁科友里さんによれば、すべてのオンナはヤバいもの。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、仁科さんがさまざまなタイプの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」を分析していきます。 【写真】眩しすぎる…広末涼子谷間全開の激レアショット、元夫キャンドル氏とラブラブだった頃のツーショット 第104回 広末涼子 不倫騒動からはや一年。女優・広末涼子(以下、ヒロスエ)が事務所独立、公式インスタグラムとファンクラブの設立と芸能活動を本格化させています。ファン待望の活動再開でしょうが、今のヒロスエを見ていると、事務所というか彼女を客観的に見てサポートしてくれる人の重要性を感じるのです。 インスタグラムでは、いつものキョトン顔や、お手製のアイスクリームなどの投稿に「いい週末をお過ごしください」、暑さや台風などの自然災害の際は「みなさま、どうかお気をつけて」など、フォロワーを気遣う言葉が添えられています。往年のファンは、こういう透明感や常に他人を気遣う女神感がたまらないのでしょうが、いろいろ気を付けなきゃいけないのはアナタだし、もうこういう“涼やかウリ”は通用しないのではないかと思うのです。 2024年9月号『文藝春秋』の企画「有働由美子のマイフェアパーソン」に登場したヒロスエ。対談はいきなり、彼女の謝罪で始まります。ヒロスエ本人は謝罪会見をしたかったそうです。しかし、「私個人の問題だけではなくて、広末涼子という商品を扱う人がたくさんいる中で、いろいろなご意見があり、できませんでした」と内情を明かしています。芸能人が不祥事を起こしたら会見を開くことが標準化しつつある中、何のコメントもしなかったことは雲隠れした印象を与えて、よろしくなかったのかもしれません。 正直なところ、私は謝罪ではなく、今ヒロスエが考えていることを明らかにするという意味の会見はしたほうがいいと思っていました。けれど、対談記事を読んで、これは周囲のオトナの判断が正しかった、やらないほうがいいだろうなと思うようになりました。あんまり自分が見えていない感じがしますし、そこから、これまでは事務所の人など周りが必死に守っていたであろうことも推測されたのでした。