【箱根駅伝】青学大・太田蒼生 キラリ婚約指輪が話題「早く結婚したい」 彼女の親は承諾、自身の親は?
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2025年1月2日 東京・大手町―箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ ) 【写真あり】「左手に指輪」で話題の青学大・太田蒼生 ネットは祝福の嵐 青学大4区の太田蒼生(4年)がキラリと光る婚約指輪をつけて力走した。3位でたすきを受け、長身を生かした大きな走りで創価大を追走。1時間0分24秒の区間賞を獲得し、2位で若林につないだ。区間新記録には惜しくも届かなかったが、「僕の区間で3区までの流れを変えて良い形でつなげられた」と振り返った。 レース前、テレビ中継に左手薬指のシルバーリングが映し出され、「太田くん」がX(旧ツイッター)のトレンドワードに。豪快な走りっぷりだけでなく、意外な形で注目を集めた。会見では「婚約した彼女との指輪です。早く結婚したいと思います」と堂々と宣言した。指輪は昨年11月に購入。お相手については明かさなかったが、彼女の親から承諾をもらっている。往路優勝を決めたこの日の夜に食事をしながら、自身の親から許しを得る予定だ。 昨年は3区で駒大・佐藤圭汰とのデッドヒートを制し、優勝への道筋をつくった青学大の看板選手。最後の箱根路は「楽しさを感じた。箱根は景色が奇麗だった」と語った。卒業後は実業団でマラソンに挑戦するが、まずは総合優勝に向けて全力応援。複数の意味を込めた「あいたいね大作戦」。太田は「成功させたいですね」と静かに笑った。 ◇太田 蒼生(おおた・あおい)2002年(平14)8月26日生まれ、福岡県篠栗町出身の22歳。強豪校・大牟田高で全国高校駅伝3年連続出場。青学大では原監督が「駅伝男」と呼び、箱根では22年3区2位、23年4区2位、24年3区区間賞、25年4区区間賞。卒業後はGMOインターネットグループに進む。ハーフマラソン自己記録1時間2分30秒。1メートル76、58キロ。