<日曜劇場の足跡>歴代主演回数ベスト10 3位は阿部寛の5回 同率1位で7回主演を務めたのは?
TBS系の日曜午後9時といえば、ドラマ枠「日曜劇場」を楽しみにしている視聴者も多いだろう。1993年に連続ドラマ枠になってから、これまでにホームドラマ、社会派、ラブストーリーなど数々の名作が生まれてきた。特ににR40世代には胸熱の「半沢直樹」や「下町ロケット」「JIN」など骨太で印象に残る作品も数多い。そんな「日曜劇場」の足跡をあらゆる角度から紹介する企画の第2回は、連続ドラマになってからの歴代主演回数ベスト10を紹介する。 【写真】「半沢直樹」“幻のラストシーン”があった! 気になる中身は?
◇連続ドラマは31年間で126作
「日曜劇場」は、1956年に東芝1社提供の単発ドラマ枠「東芝日曜劇場」としてスタート。1993年に現在のような連続ドラマ枠となった。2002年に東芝がスポンサーを離れ、「日曜劇場」と枠の名称を変更した。
1993年4月にスタートした山田太一さん原作の「丘の上の向日葵」から、放送中の神木隆之介さん主演「海に眠るダイヤモンド」まで、この31年間で放送された作品は126作におよぶ。中には、複数の作品で主演を務めた「日曜劇場」“おなじみ”の俳優も多い。ここでは、126作の中で主演回数が多い俳優10人を紹介する。
◇主演回数ランキング
第1位……田村正和さん、木村拓哉さん 7回
田村さんは、連続ドラマ枠になった初期の作品を中心に主演を務めた。「カミさんの悪口」(1993年)とその続編「カミさんの悪口2」(1995年)をはじめ、「カミさんなんかこわくない」(1998年)、「オヤジぃ。」(2000年)、「おとうさん」(2002年)、「夫婦。」(2004年)、「誰よりもママを愛す」(2006年)と主にホームドラマ7作で主演。回数はトップに輝いた。
実は上記7作のほか、10人の脚本家が1話完結のドラマを競作した「おやじの背中」(2014年)の中の1話「圭さんと瞳子さん」でも、松たか子さんとダブル主演を務めている。(※オムニバス作品のため、今回は主演作としてカウントせず)。