列島寒波 青森・酸ケ湯は積雪3.7m スリップ、立ち往生…道路混乱
列島に今シーズン最強の寒波が襲来しています。普段は雪が積もらない地域にも影響が出たほか、車のスリップや事故も相次ぎました。 【画像】雪でスリップ、坂道上れない車を押していた男性が下敷きになり死亡
■スリップして車立ち往生
除雪する以上の雪が次々と降り積もるため、作業はなかなか進みません。 男性 「(Q.体への負担は?)あんまりよくない」 青森県の酸ケ湯では、10日午前6時の時点で、国内で一番の積雪376センチを観測しました。 男性 「(Q.今年の雪はどう?)めちゃくちゃです」 「大変ですね。本当に災害です」 北日本や日本海側を中心に雪を降らせる寒波が襲来。普段、雪が積もらない地域にも雪雲が…。愛媛県久万高原町でも住人が雪かきに追われていました。 地元住民 「降るとは聞いてたけど、ここまでとは」 車のトラブルも相次ぎました。スリップするため、車は慎重に運転していきます。 広島県・北広島町でも、取材班は立ち往生する車を発見しました。 広島市内在住 立ち往生していた人 「動けない」 スキーに向かう途中にスリップ。記者が手伝い、なんとか無事に動き出しました。 さらに、福島県福島市では、タンクローリーが横転しています。そして雪の降り方が強まってきました。道路は凍結した上に雪が降り積もっていて滑りやすい状況になっています。 車のトラブルでは痛ましい事故も起きました。岐阜県下呂市では73歳の男性が坂道を上れず止まった車を後ろから押していたところ、滑り落ちた車の下敷きになり死亡しました。 車を運転していた男性 「坂道を上がれず、歩行者に後ろから押してもらっていたら滑り落ちた」 雪のピークは10日まで続くため、引き続き警戒が必要です。 (「グッド!モーニング」2025年1月10日放送分より) テレ朝天気
テレビ朝日