【広島】島内颯太郎 2年連続の50試合登板…今季は油断なし「キャリアハイという目標もある」
広島のセットアッパー・島内颯太郎投手(27)が7日の中日戦(マツダ)で、自身初の2年連続となる50試合登板を果たした。この日2―1で迎えた8回、3番手で登板。敵打線を無失点に封じ、今季24ホールドを挙げた。 昨季は62試合で42ホールドポイント、最優秀中継ぎ賞のタイトルも獲得の27歳は「投げさせてもらっていることに感謝ですし、残りの試合もしっかり任せてもらったところで投げたい」と、次なる目標でもある昨季の登板数突破となるキャリア・ハイ更新を見据えた。 その上で「今年こそ」と意気込むのが〝50試合後の壁〟だ。2年ぶりに50試合を突破した昨季は、直後に3試合連続で失点。島内は「ひとつの目標を達成したっていうので、安心してしまった自分がいた感じがした。キャリアハイという目標もあるので、そこまでの試合は、また1試合1試合を大切に登板を積み上げていきたい」と〝その先〟へ向け、気持ちを高めている。 〝昨年越え〟へ、優勝争い真っただ中のチームで、終盤のマウンドを任されていることも、大きなモチベーションだ。「すごくいい経験をさせてもらっているなと思います」と語り、最終的には「チームの成績がよくて、自分もキャリアハイでっていうのが一番」と、6年ぶりV達成へ好パフォーマンスで貢献するつもりだ。
東スポWEB