神戸MF山口蛍が長崎へ完全移籍 「クラブのビジョンと絶対にJ1に上がるその熱意に心動かされました」
神戸で2連覇を達成
V・ファーレン長崎は23日、ヴィッセル神戸からMF山口蛍を完全移籍で獲得することを発表した。長崎、神戸両クラブの公式サイトで伝えられている。 [動画]今季2連覇に貢献した山口蛍のプレイ集 セレッソ大阪の育成組織を経て2009年にトップデビューを果たすと、2016年冬にハノーファーへ移籍した半年間を除き、2018年までの計9年半をセレッソでプレイ。2017年にはルヴァンカップと天皇杯の優勝や、クラブ史上最高勝ち点を記録するなど背番号10番としてふさわしい活躍で歴史的なシーズンを支えた。2019年にヴィッセル神戸へ移籍すると、移籍1年目で天皇杯優勝に貢献。2023年には途中でアンドレス・イニエスタからキャプテンを引き継ぎ、チーム初となるリーグ優勝を達成。今シーズンも主将としてプレイし、リーグと天皇杯を制覇。史上6クラブ目となるリーグ連覇と国内2冠の偉業を成し遂げていた。また日本代表でも活躍し、国際Aマッチ48試合に出場。2014年、2018年の2度のワールドカップにも出場した。 山口は自身のインスタグラムにてV・ファーレン長崎の関係者やファンに向けコメントを発信。「V・ファーレン長崎のファン、サポーターの皆様、ヴィッセル神戸から移籍してきた山口蛍です!まず初めに高田社長、V・ファーレン長崎のクラブの皆様 真っ先に僕にオファーをくれ、自分を必要としてくれてありがとうございます!素晴らしいスタジアムでクラブのビジョンと絶対にJ1に上がる、その熱意に心動かされました!試合ではチームの為に誰よりも走り泥臭く頑張ります!J1昇格という目標に向かってチーム一丸となって戦いましょう!シーズンは長く、良い時も悪い時もあると思います。そんな時こそ一つにまとまることが大事です!そして最後にみんなで笑って終えるシーズンにしましょう!改めまして2025年シーズンからよろしくお願いします」と意気込みを語った。 なお、長崎は今季J2リーグ3位で終え昇格プレイオフへ進出。しかし準決勝でベガルタ仙台に敗れ、惜しくも18年以来のJ1昇格を逃した。
構成/ザ・ワールド編集部