元阪神の北條が攻守で躍動 社会人野球日本選手権出場決める 古巣の連覇願う「最後振り絞って」
「社会人野球日本選手権近畿地区最終予選・代表決定戦、三菱重工West1-0パナソニック」(20日、わかさスタジアム京都) 社会人野球日本選手権近畿地区最終予選の代表決定戦が20日、わかさスタジアム京都で行われ、三菱重工Westが1-0でパナソニックを下し、7年連続28度目の本大会出場を決めた。昨季で阪神を戦力外となり、今季から加入した北條史也内野手(30)は攻守で躍動して勝利に貢献した。 「みんなが頑張って僕としてもうれしかったです」。「3番・二塁」で先発し、初回2死で中前打を記録。七回2死では背走しながら飛球を好捕した。 今季限りでの引退表明した阪神・秋山は3つ上の先輩。2軍時代も多くの時間を過ごし「コントロールが良くて守りやすかったです」とねぎらいの言葉を送ったという。古巣の連覇も願い、「最後振り絞って。2連覇しているところを見たい」とエールを送った。